期待するより応援する
「期待してるよ、じゃなくて応援してるよって言われる方が嬉しい。
「期待」には発信者の意図やイメージがあるし、
”待つ時間=期限”が切られている感じがする」
「期待する」って結構普通に使うこともあるし、言葉自体としてもよく聞きます。
【結論】
でも、期待するという言葉を使う時に自分の心の根っこに
自分本位の考え方の萌芽があれば注意した方がいい。
心から、一生、あなたの「いいように」活躍することを
願うという意味で使うならいい。
「無期限で」期待するということ。
「期待」という言葉を辞書で調べると。。。
まずは、期待のうち「期」の意味は。。。
1 区切られた一定の時間。
「期間・期末/会期・学期・漁期・刑期・次期・周 期・
初期・前期・長期・定期・冬期・任期・末期・満期・無期・
思春期・四半期・農繁期」
2 決められた時点・日時。
「期限・期日/延期・死期・時期・納期」
3 そうなることを予定する。
「期待/所期・予期」
4 一回り。一か月、または、一年。
「期月・期年」
つぎに、「待」の意味はなんだろう。
まつ。じっと止まってまつ。まち受ける。
ある待遇を整えて、人をもてなす。 その時になって。
少し、トートロジーっぽいけど。
類語辞典で「期待の類語」を調べてみると。。。
見込む
当てにする
計算に入れる
予測
当てにするとか、見込むとかの中に、期待すると言う側の心が少し見えます。
言葉の正確な意味はきっともっと調べるといろいろあるかもしれない。
しかし、一般的に捉えられる意味として考えたとしても、この言葉って一方的です。
あなたがが期待していることって何ですか?
あなたが世の中に期待することは?
あなたが、政治に期待することは?
あなたがビジネスパートナーに期待すること?
あなたがコンサル先の社長に期待することは?
あなたが部下に期待することは?
あなたが子供に期待することは?
あなたがコンサル先の社長に期待することは?
自分は、意識しないとすぐに自分本意のイメージ。
つまり僕のイメージ通りで動いて欲しいと心の根っこで思って
しまう可能性が高いです。
自分はさておき、こうなって欲しいという感じ。
子供にはこう育ってほしい、こんな風に貢献して欲しい。
頑張って合格して欲しい。
コンサルの成果を契約期間内で上げて欲しい。
部署目標を達成して欲しい。。。。。
共通するのは、期待する側の基準に照らしているということ。
だから、「こんなふうに」なって欲しい。しかも、できれば「いつまでに」
だって、俺、こう思うし、お前のためだと思うし。
さらには、ニュアンスとしては、期待する側はただ「待つ」だけで、
アクションをとらないイメージがある。「期待しているよ、がんばってね」と言うだけ。
これが、「応援」になると少しニュアンス変わる気がする。
ほんと応援しているよ。俺に何かできることあるかなという感じ。
もちろん、期待には”お前を評価しているぞ”というプラスのイメージもあります。
だから、期待される方はうれしく感じることもあるかもしれません。
でも、期待している側は一生待ってくれません。会社なら1年か、半期での期待です。すぐに期待の評価がされちゃいます。
理想かもしれないけど、だからこそ意識をすべきだと思っています。
応援してるよ!
一生、期待しているよ!(敢えて使うなら)
福島正伸先生による「リーダーシップ論」2/16(木)19時〜
短期の期待よりも長期の応援。人を動かす本質であると教えてくれた自分の
メンター福島正伸さんのセミナーに是非参加ください。
人が動いてくれる本質をわずか2時間でお伝えします。
今、本気で業績を上げなければならないと思っている方
今、本気で部署のメンバーがやる気を出してくれなくて悩んでいる方
今、本気で部下が自発的に仕事をするようになる方法が知りたい方
今、本気で周囲の方を巻き込まねばならない方
今、本気でクライアントを獲得し成功させたいと思っている方
是非、ご参加ください。