GTOに見るヒーローと自立型姿勢
GTOというドラマをご覧になったことがありますか?
元湘南の走り屋である鬼塚英吉(グレート・ティーチャー・オニヅカ=GTO)
が着任した学園全体に巣食う数々の問題を型破りな方法で解決し、活躍する姿を
描いた学園ドラマです。
ヤクザに絡まれるとか、子供たちにとってのピンチを教師が体を張って守って
あげるという設定です。いわゆるヒーローものです。
このドラマの何回目かに、学園理事長と鬼塚とのちょっとした立ち話のシーンがあります。
理事長:「今回も、しっかりと、子供たちを助けてくれたのね」
鬼塚:「はい、もちろんです。バシッとやってやりました!」
理事長:「でもね、鬼塚先生は一生自分のクラスの生徒の面倒を見ることができますか?」
鬼塚:「えっ、一生?」
理事長:「子供たちは、卒業すれば、あなたから離れていきます。これからはあなたが子供たちを救うのではなく、子供たちがあなたから学んだ信念で、厳しい社会と現実と戦わなければならない。かばうことで生徒を弱くすることもある。だから、そろそろあなたもスーパー教師から卒業した方がいいのでは?」
鬼塚:「・・・・・(沈黙)」
ウルトラマンだって、水戸黄門だって、危なくなったら必ず出てくるというパターンです。そのパターンが実はみんなの成長を阻んでいるとも見られます。
地球防衛軍なんて、成長している感じが全然しないです。
皆さんは、一生部下の面倒見られますか?
転職だって、部署異動だってあります。その部下達が別の部署に行った時にも、実はまた同じような課題にぶちあたるのです。
目標を達成することだけがリーダー(上司、経営者、親、教師、講師、コンサルタント)の仕事ではないのです。
「目標を達成させられる部下(子供、生徒、受講者、クライアント)を育てる」のがリーダーの仕事なのです。
福島正伸先生による「リーダーシップ論」2/16(木)19時〜
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