サービスがホスピタリティに変わる時
サービスとホスピタリティは異なります。
お客さんや患者さん、利用者さんの期待を超えるのがホスピタリティです。
久しぶりにホスピタリティを感じる接客を受けたので、その経験をシェアしますね。
ある大型スーパーの中にあるお菓子屋さんで贈答用のお菓子を購入しました。
領収証をもらう必要のある買い物でした。
その際、自分の会社名を名乗るのですが、
自分の会社名は
株式会社ジェニュインバリューコンサルティング と言います。
長いですよね。
ジェニュインというのは、ホンモノという意味です。
バリューは価値です。
つまり、ホンモノの価値を提供するコンサルティングや研修を提供するよという
意味なんです。想いを込めて名付けた会社名なので大好きなんですが、やはり長い。
領収証を書いていただく時に、
「ちょっと、長いんですが」と一言必ず言っちゃう。
もう悲しいくらい卑屈に身体に染み付いちゃってる感じです。
こう言うと、ほとんどの店員さんは、
「いえいえ、大丈夫ですよ」とか
「確かに長いですね−笑」とか
「書き慣れているから大丈夫ですよ」とか
これまで何百回と書いてもらってますが、だいたいこんなお返事を頂きます。
確かに長いですよね、書くのは大変ですが、心配ご無用みたいな感じ。
昨日、ついに予想を超える返答に出会うことができました。
お菓子を買って、いつものとおり、領収書をください。
名刺を差し出し、少し長いんですけど。。と言うと
「うわー、本当に長いですね!私史上最高に長いです。
絶対また書かせて頂きたいです!」と
かるーく、おっしゃいましたが、予想を超えるこの返答には
やられました。もちろん、また書かせてあげますとも。
いや、お願いですから書いてください。書いてもらいたいので
また買います、という気持ちになりました。
何百回という普通の返答の中での光る回答。
ご理解いただくのは難しいかもしれませんが、
ホスピタリティのあり方の一端を垣間見ました。