コーチング講座の効果
全道の市町村職員の皆さんへのコーチング研修させていただきました。
毎年継続的に依頼してもらっています。
皆さん熱心に受講されました。
すごく良かった!必ずマスターできるようになります!と
多くの方におっしゃって頂けました。
でも、職場に帰ってすぐに実践します!という方はいません。
そういうセリフを吐かせるような研修ではないからです(最後まで読まれると理解できます)。
コーチングという素晴らしい道具は、使いこなす人によって効果が全く異なります。
自分自身、サラリーマンの時代、自分が強烈なトップダウン管理職にもかかわらず、コーチングを学び
急ににわか仕込みのコーチングを実践してみて全く効果がなかった経験があります。
部下は「こわっ、窪田さん、変だーーー、きっと何か裏ある^^;」と思っていたと思います。
その後、外部のコンサルタントの立場で企業さんに関わりコーチングを使った
面談を行うと一定の効果がでるのに、その組織内部の管理職の方がコーチングをしても
効果が出ないという状況を何度も見てきました。
コーチングという素晴らしい道具が真の効果を発揮するには
道具を手に握る人の “あり方”が何より大切だと思います。
技術だけ教えるコーチング研修では、素晴らしい道具は与えられても、
素晴らしい使い手になることの視点が欠けているんです。
コーチングやってみたけど効果出ないんだよな、という方は是非自分の平素の
姿勢やあり方を振り返ってみると良いと思います。
そもそも、コーチングなどというものは、それ自体が目的なのではなく、
部下、子供、クライエントが自発的に行動できるようにするための沢山ある方法
のうちの1つの手段に過ぎません。
凄いものだ、みたいに構えることがダメなんです。
習わなくともコーチングができる人なんて沢山います。
弊社が行うコーチング講座は、世の中にあふれる
一般の形式的で表面的なコーチング講座とは異なります。
技術に加え、”在り方”を徹底的に学んでいただきます。
だから効果が異なるのです。
自分の在り方は1日で変えることは難しいです。日々意識をして
少しずつ変わっていくものです。
変える!という意識をもってもらうことが最も大事だといつも感じています。