■「究極のコンサルタント養成講座」受講生に聞く - 企業内起業家 鈴木勝己さん
--- 本日は、よろしくお願いいたします。まず最初に、鈴木さんのお仕事を教えていただけますか? 私はずっと金融畑におりまして、富裕層向けのサービスインフラを立ち上げる仕事をしていました。 今は、 外資系金融グループ日本法人の新規事業立ち上げに参画しています。 --- 鈴木さんは2社でサービスを立ち上げられて、どちらも売上が1兆円を超えているそうですね。これはすごいですね。 金融商品は額が大きいですからね(笑) ただ、2社とも結果が出たのは偶然ではなくて、ポイントはどれだけお客様の目線にたった「シンプル」で「わかりやすい」ものづくりをするかだと思います。 業務の自動化・標準化を追及しながら、サービスクォリティの向上もしていかなければならないので、タフな仕事でした。
--- 成功方程式のようなものが鈴木さんの中にはあるのですね。これらの業績でエクセレント評価を受けられたということですから、素晴らしいですね。 では、お話を前に進めますが、鈴木さんの「究極のコンサルタント養成講座」受講のきっかけを教えていただけますか? この講座は、もともと主催の今井さんを知っていて、今井さんのご紹介で参加しました。 最初は「何が得られるんだろう」と期待と不安で半々の状態でした。 ---そうですよね。コンサルタントでない方が受講されたご感想はいかがでしたでしょうか? はい。 1期目は、一番自分がぶれている時期でした。 その点は補講があったので、自宅で学ぶことができてよかったです。 ただ、やはり1期目は欠席が多かったので、“可能性を感じる”だけで終わってしまいました。 だから、それで終わらせるのはもったいないと思い、再受講したんです。 それに、福島先生の「人を応援する」という考え方ー、それはつまり物質的な応援ではなく、その人自身を元気にすることだということが、面白いなぁと興味を持ちましたし。
--- 講座の後は、変化はありましたでしょうか? 私にとって良かったのは、講座が終わったあともメンターズクラブとして活動に参加できて、そこでドリームプランプレゼンテーション(ドリプラ)やメンタリング・セッションに関わることで、「自分も人の役に立てるんだ」ということが分かってきたことです。 それで、福島先生のおっしゃっていたことが行動に移せるようになりました。 --- どのように変わっていかれたのですか? はい、まず思ったのは、「応援する」ということを会社内でやってみよう、ということです。 そしたら、結果は見る見るうちに出てきました。 ドリプラで応援することの本質を体感していたので、社内の人間関係がすごく良くなりました。 企業で働いている人にこっそりと教えてあげたいのですが、会社の中には「応援する」というスタンスの人がほとんどいません。それに、「どんなこともチャンスに捉える」という考え方をする人も多く居ません。 そういう人間になれば、すぐに周りから一目置かれる存在になります。だから、成果を出すのは比較的簡単だと思うんですよ(笑) 職場の人たちをいかに応援するかで人間関係が変わり、人間関係が変わると成果の質も変わります。 それで、上司や業界の方から引き上げてもらって、結果的には自分のやりたかったことができるようになりました。会社も誘われて2社ほど変わりました。 今は新規事業を担当させてもらっていますが、働いた時間ではなく成果で判断してもらえるようになり、時間も自分でコントロールできる立場にいます。 給与などの待遇面の向上に周りは驚いていますが、私自身は、自分が貢献できる場所にいられる事の方が嬉しいです。 面白いのは、私の上司は外国人だということです。 --- そうなんですか!それは面白いですね。 はい。 2回目は応援の深いところまで納得できるようになり、自分の得意な応援方法も見出すことができました。得意技が見つかった感じです。 3回目は学んだことの確認と、自分だったらどうするというアイデアまで出せるようになりました。この頃になると、福島先生の言葉ではなく、言葉を聞いて思いついたアイデアをノートに記録するようになりました。
--- それはすごいです。そこまでの方は、なかなかいないと思います。 社内だけでなく、社外での活動として、プライマリークラブという勉強会を毎月開催しています。 その仲間と一緒に、自分たちで100人で箱根駅伝を開催したり、九十九里浜を9月19日に919人でのビーチクリーンを行うという大きなイベントも開催しました。 この活動で生まれた資金で「うみがめ募金」をしたりと、社会貢献につなげています。 このイベントのために、福島先生からメッセージをもらったりもしました。 これは、講座に出ていてありがたかったことの一つです。 関わっているイベントがうまく行ったのは、自分が応援する側になって、気持ちよく応援されることの大切さも分かったからだと思います。 自分の夢を実現するには、応援を受け取る練習も非常に重要だと思います。
--- 社外活動で、素晴らしい成果が上がっていますね。 これらは非営利活動ですか? 社会貢献としてやっていますが、収支はトントンで、黒字でも赤字でもありません。 利益にならなくても、「夢は実現するんだ」という自信にもなりますし、なにか新しい夢を企画した時に、それを実現するノウハウとして、人を巻き込むときの実績としても価値が高いと思っているんですよ。長期的に見ています。 それと、お金にならない夢に向かって楽しんでいられるのは、一方では会社員としてきっちりと成果を出して、時間や資金的にも余裕があるからです。 夢だけ語っていても成り立ちませんし、目先のことだけでも面白くありません。 福島先生が言う「夢」を、漠然としたものや、勢いだけで語るのではなく、夢も本業も両方実現させて、両方ともトップクラスにするというのが理想です。 それに、「夢を叶えるために、必ずしも起業をしなくても良い」という事例が作れたら良いと思っています。 最近 どちらでも一緒だと考えてます!それをやりたいかどうか?だと・・・
--- いやぁ、すごいですね。恐れ入りました。最後に、これから受講されるかたにメッセージがあればお願いします。 そうですねぇ、、、 もし、私みたいに、講座の雰囲気を最初はアウェイに感じたとしても、それは突き進むシグナルだと思います(笑) 困難な方向が、一番自分を成長させてくれます。 私自身は、もし「究極のコンサルタント養成講座」に参加していなかったら、いまだに迷っている状況だったと思います。本当に参加して良かったと思っています。 皆さんとは、ぜひ、メンターズクラブでお会いできれば嬉しいです。 本日は、どうもありがとうございました! ※ 取材日時 2009年10月 |